育成の記録Vol.25
『雨だったので』
この日は雨で現場作業が出来ないという事で、赤木組の新人育成マニュアルの中にもあるA-NOTEの使い方をインストラクターの方にリモートで指導してもらいました。
A-NOTEは土木で使用する専門ソフトで、今回私が教えてもらったのは図面データを読み込んで、PC上で測量を行う方法でした。
こちらも流石プロという感じで、私が“こんな風にやりたい”と思っていた事を、とても分かり易く、やり方を教えてくださり、1時間の指導時間の中で自分自身の知識がどんどんと身についていくのが実感できました。
この経験が活きた
場面変わって数日後の現場の話です。この日は専務が急な不在という事もあり、現場で丁張をかけるためのポイント出しを行いました。A-NOTEに入れた数字に習って、トランシットという測量機械を使い、それぞれのポイントの高さを出していきます。10カ所のポイントを出し、予定通り丁張をかけることも出来、工事を滞らせる事なく現場を回す事が出来ました。職人さんからも褒めていただき、日報の自己採点は「98点」となりました。
土木レポートまとめ
私が目指す施工管理技士は読んで字の如く、“施工を管理する技術者”です。まだまだ道半ばでありますが、この所、学べば学ぶほどに土木の面白さを感じるようになりました。目下の目標は前回のブログでもご紹介したように、『より良く、より正確な現場写真を撮り、担当者の方に赤木組の技術力の高さをより沢山感じてもらう』事です。
職人さんと施工管理士が信頼関係で結ばれている赤木組だから目指せるこの目標を引き続き追いかけて参ります。
上司アドバイス
前に前に出ていって沢山のことを経験してほしいと思います。自信が無い場合でも現場で大きな声を出して職人が行う作業にアドバイスをする事も大事なことです。一つひとつ確実に出来るようになっていますので、引き続きチャレンジする気持ちを大事に向かっていきましょう。