株式会社赤木組

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育成の記録Vol.18

2024.2.7

『可能にする!(後編)』

 

前回に続き、『砂防ダムの補修工事』についてです。今回は補修完成までをご紹介します。
川に道をつくり、たどり着いた砂防で行うのはコンクリートの打設工事です。前回のブログにも書きましたが、今回コンクリートを打つ場所には、大きな大きな石が主のように君臨していました。ココでは、削岩機を重機に取り付けて、強い力でガツガツと砕いていき、主はあっという間に姿をなくしていきました。

 

型枠づくりのコツ

 

あっという間に目的地につき、コンクリを打つ場所も確保し、型枠を組んでいく作業が始まりました。昨年より型枠づくりの現場は幾度も経験してきました。前回よりも手際も良くなっている実感があります。そして、鋼管の設置も感覚的に分かって来るようになりました。
ここでのコンクリートの高さを決めたのは私でした。少しづつですが現場での施工管理士業務も成長しています。写真は型枠を組んでいる写真です。鋼管は、コンクリを流した際に外に向かってかかる圧力を抑えるために重要な役割を持ちます。

 

 

コンクリを流す

 

この日の私は特に忙しく、コンクリ打と、コンクリを型枠内に均等に埋めていくためのバイブレーター役を行いました。まだ入社半年ですが、経験を重ねるごとに自分の成長を感じる事が出来ています。

 

 

砂防ダム補修工事完成

 

写真をご覧ください。完成です!横幅は8m。奥行きは20mあります。今回も地域の方々の暮らしを守る仕事が出来ました。土木の仕事をするまでは知らなかった、私たちの生活を支えてくれている土木技術。今まで見てきた職人さんの繊細・丁寧な技術とは違い、重機の圧倒的なパワーを持って、いわば『パワーのごり押し』によって不可能を可能にしていく様に、また別の土木の雄大な力強さにカッコ良さを感じました。

 

 

土木レポートまとめ

工事完了後の完成検査に立ち会わせてもらいました。役場の担当者さんと専務のお話は、自分の知らないディテールの部分が多く、分からない事も多かったですが、他の役場の方が、私に補足説明をしてくださり、とても勉強になり、有難かったです。ちょっと余談になるのですが、役場の担当者さんから「ブログ見てますよ」と言っていただけた事がとても嬉しかったです。引き続き、このブログを通じ、土木の魅力をご紹介できればと思います。

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