UPBRINGING育成
育成は「いかにこの仕事を面白い!」と感じてもらうかが大事
赤木組の育成システムの基軸は「この仕事の魅力を発見し続けてもらう」事にあります。
土木の仕事を通じ、毎日面白さを発見できる事を目的とした独自育成プランを実践しています。
新人育成プランの特長
-
職人の思いを大切にする
土木の面白さを誰よりも知っているのは現場経験に溢れる職人たちです。責任と誇りを持って取組む職人の思いをこの育成プランではしっかりと反映させています。
-
基本を大切に。丁寧に教える
土木の業界では「見て覚えなさい」「自分で考えなさい」という風習がありますが、赤木組では、まず何を覚えるか?なぜそれをきっちり覚える必要があるのか?までを工程に分けて丁寧に指導します。
-
順番を大切に。正しく伝える
教える人によって、順番や教え方に偏りがでないよう、赤木組では覚える内容、取得するスキル、そのためにどんな事が必要なのかを明確にした資料を使って育成指導を行っていきます。
-
応用が出来る人へ
私たちは正しく基本が身についている人こそ応用の出来る人だと考えています。そして基本を学ぶ過程においての成功体験の積み重ねが自主性を育て、自分で考え応用を使える人になれると考えています。
-
分からない事をそのままにしない
はじめたばかりの頃は“分からないことが分からない”で当然だと思います。何が分からないかではなく、今日はどうだったか?の振り返りの中で、「これが難しかった」や「ここが勉強になった」を重ねていく中で、“分からない”に気づけるようになると考え、振り返りの時間を大事にしています。
-
教える側の負担をなくす
土木業経験のある30代以降の方で「育成」に悩んだ方も多いのではないでしょうか?そうした思いにも応えられるよう、赤木組の育成プランは、教える側、教わる側の両方が同じ目標で取組める内容で行っています。
新人育成プランの仕組
赤木組の育成プランの詳細はここでは割愛させていただきますが、下記のような仕組みで行っています。
新卒、中途採用面談等で詳細に関する質問は大歓迎ですので、是非、知りたい事があれば聞いてください。
育成プランの成果
赤木組の育成プランの中で得られるものと、1年後のイメージです。技術が向上するだけでなく、
人間性も成長し、何よりこの土木の仕事を通じて自信を持てるようになる事を成果として目指しています。
新人育成の声
- この仕事の面白い所は?
- ゼロからイチを生み出すところです。職人の技術によって何もなかった所が整備され、キレイになって、そこに構造物が出来、何十年にも渡って使われていく。毎日仕事をしながら、それを想像しているだけでワクワクしてきますし、それを実現させていく上司、先輩方の背中はとてもたくましく、カッコいいですし、大きな目標としてとてもやりがいを感じています。
- どんな事が大変だと感じますか?
- 土木の現場は自然の中で行いますので作業中は気候の影響をダイレクトに受けることは大変ですね。特に夏の暑さは影のないところは体力の消耗が大きいです。私は体力には自信があるのですが、それでもキツいと思うことがあります。ただ、先輩方が休憩などを含め、気遣ってくださるので頑張れます。そして、何より朝、何もなかったところに1日だけでブロックがここまで積めたなど、目に見える実感も多く、仕事終わりに「今日ここまで出来た!」と毎日感じることができるので、キツい分、充実感にも満たされます。
- 上司からよく言われることは何?
- 「資格を取ろう。」と言ってもらっています。土木の業界は取得できる資格も多いそうなので、頑張って取りたいと思っています。赤木組は資格支援や資格手当などがあるので勉強のモチベーションアップにも繋がります。今は施工管理士2級を取るために専務に色々と教えてもらいながら勉強を始めています。
- 上司のどんなところを吸収したい?
- 現場で職人の方々をそばで見ていると、暑い寒いなど、どんな状況であっても必ず最後までやりきるところは見ていてカッコいいですし、自分もそうなりたいと思います。余談ですが私は忍耐力や根性がある方だと思っていたのですが、赤木組の先輩方を見て、まだまだ上には上がいると思い知らされました笑。専務から吸収したいところは高い専門知識と積み重ねてきた経験を背景にしたリーダーシップ力です。これを学んでいきたいと思います。そして、2~3年のうちには将来、施工管理士の一人として職人の皆様とコミュニケーションを取りながら、専務をサポートできる存在になっていきたいと思います。
- この仕事の面白い所は?
- たくさんありますので話せば長くなりますので、ここでは2つだけ土木の魅力をお話します。はじめに「残る仕事」であるという事。構造物としても残るし、地図にも残る。大げさではなく100年後もそこにある。それをつくっているという誇りが魅力です。そして残るからこそ、常に120%で仕事に向き合う自分でいられる事も魅力です。それからもう一つは地域住民の方に感謝してもらえる所です。工事をしている時に声をかけてもらう事も良くあり、午後におやつを持ってきてくれたり、「キレイになった。ありがとう」など感謝や労いの言葉をいただける事が、この仕事だから得られる貴重な経験だと思います。
- 教える際に大切にしている事は?
- どんな事をやりたいのか?どんな風になりたいのか?を抽出できるように工夫しています。そして、それが分かった時点から、どうすれば実現できるかを考えながら、思いが叶うようにサポートしていく事を行っています。
- 長田さんの良いところは?
- 地頭の良さだったり数字に強かったりするところです。私たち土木の仕事は数字が基本言語のような所があるので、それが出来る事は大きな強みです。それから、汗をかく事が好きな所もです。職人と一緒に現場で汗を流し一緒の時間を過ごす。これは施工管理士にとって、とても重要な事です。
- 1年後、どんな風になってもらいたい?
- 私が行っている施工管理士の業務を一通りできるようになってもらいたいです。そのための道標として新人用の業務フローをつくり、個人目標シートをつくりました。地頭の良さがあり、身体を積極的に動かし、現場で職人とのコミュニケーションもたくさん取っている様子を見ていたら、きっと実現できる。そう感じています。