育成の記録Vol.26
2024.5.7
『ブロック積』
これは一体何をしている写真でしょうか?というクイズ形式な冒頭文になってしまいましたが、今回はブロック積をご紹介したいと思います。(現在、赤木組のInstagramで広報の横田さんが『ナニコレ??』という土木クイズを投稿中です。こちらも是非チェックしてみてください。)
この写真は、完成後は見えなくなる部分です。これから合計11段のブロックを積んでいくための土台部分をつくっています。図面通り、寸分の狂いなく丁寧に確実に進めています。
これは2段目の様子です。土木の仕事も段取りが大事です。積んでいくブロックとブロックの支えとなる石は事前にセッティングしていきます。これもまた、ピタッと正確に配置していきます。
少し見辛いかもしれませんが、1段づつ丁張をかけ、それを指標にして作業を進めます。以前にもご紹介しましたが丁張は完成イメージを現場で3D化してくれる役割を担う、とても大事な工程です。
ブロックは全て手作業で積んでいきます。ブロックは1個あたり約40Kg。今回はそれを合計180個近く積んで行きました。職人さんの作業の様子を見ていると、とてもリズミカルに次々と簡単にブロック積み作業を進めていますが、実際は持ち上げるだけでも大変で、1個積むだけでも、職人さんに比べて私はスゴイ時間がかかります。
今回は用意できませんでしたが、今度はブロック積の様子を動画でもご紹介したいと思います。
天端は型枠を組んで均しコンクリートを打ちます。写真は道路部分のパッチング作業の様子です。
ブロック積の完成です。
距離にして約10m。途中には石積みをさせていただいた所もあります。
今回も美しい仕上がりになりました。