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育成の記録Vol.17

2024.2.7

『可能にする!(前編)』

 

今回の土木工事は、『砂防ダムの補修』です。土木未経験の方に砂防ダムとは何かを少し説明させていただきますと、河川の土砂災害を防止する目的で河川の上流などに設置される治水施設の事を言います。簡単に言うと、災害時の際に勢いよく傾れ込んでくる土石流を食い止めてくれるものです。

 

どこにダムが?

 

現場に到着すると、そこは私が昨年の11月に草刈りした場所でした。当時私は、ここを草刈りをしてどうするのか?という思いが正直ありました。作業の流れを職人さんに聞くと“あそこにコンクリートを打つ”と言っておられ、私は「水が流れている中にコンクリをどうやって?そもそも、この高低差のある所に重機が入るわけないし、さらにコンクリを打つという場所には、めちゃめちゃデカい石あるし。。。無理でしょ。」そう思っていました。
ちなみに砂防の場所。分かりますか?この写真の奥の方に少しだけ見えているコンクリートの壁のようなところです。あそこが今回修繕を行う砂防ダムです。

 

 

ココからあそこまでどうやって?

 

砂防ダムに到着するための一番目の関門は、進入不可能な「高低差」でした。これは写真のように、トン袋土嚢や土を盛って埋めていき、あっという間に重機が進入できる道が出来ました。
次に立ちはだかったのは『川』です。ココでは写真のように抜け道をつくり、水を通さない砂利を敷き詰め、道をつくりました。私が「無理だ!」と思っていた事は次々と魔法のように可能になっていきました。当たり前ですが、これを思いつきで行うのではなく、全てを計画的に遂行するのが土木工事であり、何が起こるか分からない自然と向き合い、その計画を作成するのが施工管理士であり、私の目標です。

 

 

土木レポートまとめ

どれくらい掘る。どの重機を使う。資材は何を使う。どれくらい用意しておく。これは全て計画上にあります。だから土木は面白いし、「こんなの一体どうするの?」と思っていた事は、見る見るウチに理想のカタチになっていきます。土木の中身は知れば知るほどに面白く、どんなものも可能でないか?そんな風に思える仕事です。次回の投稿は、砂防ダムの補修工事の後編です。私も昨年以上に色んな役割を担当させてもらいました。

 

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