育成の記録Vol.16
『土木ロマン』
先日、真庭市落合町に新規OPENするスーパーの現場に職人さんと3人で入りました。
この日も複数の業者さんや職人さんがおり、赤木組は、その現場では外構部分を担当させていただきました。
その日の私は型枠を外す作業を行っていたのですが、時折、下の方から「バーン」とか「バキッ」という音が地面の下から聞こえてきて。。。
というのも、この現場の一部が元々地下水路になっており、簡単に言うと、そこにコンクリートの橋を渡し、そこを安全に車が往来できるようにする工事が行われていて、「バーン」という音は、型枠を外している際に出ているモノでした。
地下の様子
地上での作業が終わったので、さっきの音の主であった地下で作業中の職人さんの応援に入る事にしました。中に入って驚いたのですが “暗い”。それもそのはずで、冒頭の写真のように開口部分は一カ所なので、地上と繋がっている場所はそこだけです。
そんな場所でお一人で黙々と作業をされている職人さんの姿に感銘を受けながら作業をはじめました。
しっかりとしたコンクリートの橋が出来ているので、天井が落ちてくることはないと分かっていても、頭上の型枠を外す作業はいつもと違う緊張感でした。
また、開口部が1カ所なので、外した型枠はそこまで運び、地上に出すので、地上での土木工事よりも体力を使い、終了時には普段よりも少し疲れた感じがしました。
お知らせ
この度の現場『プラムタウン真庭』は、2024年春にOPEN予定です。「食育・健康づくり」をテーマにしたお店ということです。お近くの方はぜひお立ち寄りください。
土木レポートまとめ
今回の現場では、専務がよく仰っている「自分たちの仕事は自然との対峙」をより感じました。自然を理解し、それに対して人の暮らしを安全に豊かにしていくための策を行うのが土木であり、どんな条件でも土木の力で解決する方法はある。そんな事を思いました。これから施工管理士になっていく過程で、私も専務のように、自然と対峙しながらベストな策をつくっていけるようになりたいと思います。
土木レポート(喜び編)
赤木組の新人育成フロー(施工管理士Ver)の中に『職人から質問されるようになる』というステップアップ項目があるのですが、昨年の暮れに、職人さんから「高さを教えてくれ」という質問をいただき、レベルを使って水準測量を行い、正確な数字を伝える事が出来ました。専務からは「確実な経験の積み重ねが出来ているから」と取組を評価していただきました。引き続き頑張ります!