育成の記録Vol.13
2023.12.21
水平感覚
前回とは別の場所での掘削作業で、どこまで掘るかの測量を私が担当させてもらいました。目安を8cmに設定し、掘削を行ったのち、最終は10cmになるようにジョレンで調整する計画を立てました。
ジョレンが上達した
入社後、ずっと苦戦しているジョレンですが、今回自分で測量をし、高さを決めたこの現場で少しだけコツがつかめた感覚がありました。赤木組の新人育成のフローの中にもあるのですが、ジョレンはかき集める道具です。だから使い方は、高い所の土を集めて低い所に持ってきて高さを均一にする。こうやってジョレンを使っていくのですが、今までは高さが均一になっているかの実感がなく、正解の感覚もなかったのですが、今回は、何となく自分がやっている所が、“今高い”、“低い”が感覚で分かった感じがしました。自分の感覚で均したあと、職人の先輩にも見てもらい、OKもいただき少し自信もつきました。
今回1.5(MAX10)くらいにはなったと思います。ちなみにレベル10の方は専務曰く、重機に乗っていても、自身が地面に対して水平なのかが分かるそうです。まだまだ先は長いです。
上司アドバイス
この間、丁張を一緒に行っていたときに、手順や丁張のかけ方の理解が出来ていないと言っておられましたが、そんなことはないと思います。基本はすでに理解できています。ここから、更に経験を増やし、機械に慣れていく事で、もっと理解が出来るようになります。ちゃんと考えながら取組んでいるので良いと思いますので、引き続き、その気持ちを大事に取組んでいってください。