育成の記録vol.10
2023.11.24
道をつくる
皆さんは葦(ヨシ)という種類の草をご存知でしょうか?
今回の育成の記録は、型枠を流したコンクリが固まるまでの間で行った、別の公共工事の草刈り作業をご紹介します。ほんとに、めちゃめちゃ大変でした汗
葦の特徴
葦は、アシとも呼ばれ水際で背の高い群落を形成する代表的な大型の多年草です。
この草、中々個性的な特徴を持っています。
まず強い。草よりも木ではないかと勘違いするほどの強度です。次に絡まる。根元から斜めに生える葦は群生している事もあり、私の体に強く巻き付いてきます。最後に水を含んだ葦はとにかく重い。
この主に3つの特徴を攻略するコツを職人の先輩に教えてもらい、いざ実践をしました。
目の前に広がるヨシは私の背丈を大きく超え、まるで壁のように私の前に立ちはだかります。私のミッションは工事に入る前にここに道をつくることです。
職人の先輩に教えてもらったように、3段階にわけて草を刈っていきます。普段の草刈りとは別格の負担が腕にかかってきます。
草刈り作業中の様子です。少しづつ道が出来ています。
専務が草刈り後の風景を撮ってくれていました。この風景を見ると頑張って良かったと思えます。
建築に伴う作業で発生したものは全て産業廃棄物となりますので、草刈り後の草も例外ではありません。片道1時間かけて刈った葦をお世話になっている産廃業者に持っていきました。
<ご案内>
一般のご家庭での草刈りで出た草は一般廃棄物となり自治体で定められた方法で可燃ゴミとして回収に出すようにしてください。所謂、野焼きなどは例外を除き、違法となりますので気をつけてください。
また、これからは草木が乾燥してきますので、山火事などにも十分お気をつけください。